キャリア官僚が30歳で手取り31万円って、
俺は十分高給取りだと思うんだけど、
今日発売の写真週刊誌「FRIDAY」の記事では、
「言われている程はもらっていないと思う人が多いのではないか？」
という旨の記事が載ってた。
「はあ？！」だよなあ。
このキャリア官僚も、
記事書いた記者も、
金額に対するコメントしてるジャーナリストも、
経済感覚が違うと思う。
30歳で手取り31万円がたいした事ないって、
あんたらどんだけもらってるんだよ！
更に記事の中身は「30歳で手取り31万円だけど、他に厚遇が凄い」みたいな事が書いてある。
要は「一見するとたいして給料もらってないが、他にいろんな手当てや優遇があるので、やはり官僚は恵まれ過ぎてケシカラン」
みたいな批判的な事を言いたいらしいのだが、
もうこの時点で記事書いてる側の経済感覚が富裕層という狭い世界の中だけの視野である。
お笑いコンビニ「次長課長」の河本の母親の生活保護に批判が起きてるのも、
俺には「富裕層の中で、恵まれてる人間が恵まれてる人間を批判してる」という、
別世界の話しにしか思えず、
正直興味が湧かない。
批判する方もされる方も、
槍玉にあげた国会議員も、
どこの国の話しだよ？ぐらいにしか思えない。
仕事しなくても生活していける連中が政治や経済を司ってるから、
所詮俺には無関係だしってなる訳だよ。
そんな与太話しに耳を傾けてる余裕も、
俺みたいな低所得者にはないの。
日々の仕事や生活で精一杯だから、
働かなくても生きていける連中がどんなに偉そうな事いって法律を作ろうが変えようが、
俺らには関係ないの。
こんな世の中間違ってるけど、
正しようがない。
もうテロとか革命とか戦争とか原発事故とかで、
恵まれてる上に働かなくても生きていける連中が消えてなくなって、
残った富の配分がおこなわれればいいのにって、
我ながら過激な事だなって思う事を真面目に考えてしまう昨今。
もうどんなに法律やシステムを新たに変えようとも、
今富める連中の富をそのままに、
貧する連中が富む事はあり得ないんだよ。
持ってる連中が身銭も切らず既得減益も手放さず権力もそのままに、
恵まれない連中が持てるようになるなどと、
そんな魔法みたいな事はあり得ないのだよね。
俺は性悪説だから、
社会主義や共産主義も人間には無理だと思ってる。
理想は理想。
社会主義や共産主義を目指そうとしても、
必ず悪人が権力を持ってしまうから人間には無理なのだよ。
