風神様のブログ

ガラホとノートPCで毎日日記書いてます。毎日♪愛車は30年以上乗り続け35万km以上走ってるバイク'88CBR250R。酒とバイクと中島みゆき(笑)で構成されてる独身50代のバイク乗りが、一期一会を大事に思って日記のコメントにレスする事を目的に、ウェブリブログ・グリー・ヤフーモバゲー・はてなブログ・SSブログで同じ内容の日記をupし続けてます。ブログ歴は20年くらいで、SNS並みに俺の生存確認アイテムになってます。二日以上日記がupされなかったら、バイクで事故ったとでも思って下さい。

2013.5.26(日) ため息

2013.5.26(日) ため息

行きたくなかったけど、
アル中痴呆親父が老人ホームに入所して最初の週末だから顔を出してみた。
衣類などを衣装ケースから全てだして袋に入れて、
老人ホームを出る準備をし終えてた。
昨日それらを持って来所者の後に着いて老人ホームの玄関から出ていこうとしていたそうだ。
壁に両手を付かないと歩くのもおぼつかないくせに、
「自分にはこんな施設など必要ないのだから」と堂々と帰るつもりでいるのだろう。
これらの行動が、
逆に異常であるとは考えも及ばないのだろう。
金曜日に提携病院から内科医が往診に来たので、
そこで「特に具合の悪いところはない」という話をしたので、
それが「異常がないから老人ホームにいる必要もなく、帰宅して良い」に刷り変わってしまったのだろうと、
容易に想像がつく。
実際に見聞きした経験が受け入れがたい事であった場合、
「こうなってほしい」とか「こうあるべきだ」と思っている自分の「希望」が、
受け入れがたい「経験」に取って代わって記憶されてしまう。
本人は本当にそう思い込んでいるから、
強情とか意地っ張りとかじゃなくて、
認識力が無いのだ。
一言で言えば「現実と妄想の区別がついていない」だけ。
もうずっと前からの事。
提携病院の精神科外来を受診しようかとは思ってるが、
そうなると初回くらいは俺が仕事休んで付き添わなければならない。
精神科外来を受診したからといって妄想が治る訳でもない。
安定薬が処方されたとしても、
当人は何の薬かを理解出来ないだろうし、
俺が付き添って精神科外来に行く事が当人に謝ったメッセージを植え付けかねない。
精神科外来の受診が必ずしも役に立つとは限らない。
老人ホームが責任を持って外に出さず面倒を見てくれるのであれば、
精神科受診は必要ないのかもしれない。
かといって、
食事に呼ばれれば食堂に行って食事採るし、
玄関で止められれば大人しく引き下がるという。
単に、
この後に及んでも未だに現実を受け入れる能力が無いだけの事。
そしてこの先も現状の認識力が戻る事はなく、
老人ホームの職員の手をわずらわせ続けるのだろう。
いつか諦めて大人しくなってくれればと思うしかない。
俺が行った時はたまたま部屋にいなかったので、
顔を合わせず帰った。
ため息しか出ない。