毎度の福島ツーリングの目的は、
被災地でお金を使う事と、
「現実はどうなのか」という事を実際に見に行く事。
右とか左とかマスメディアとかインターネットとかの情報だけでは現実が分からないので、
社会勉強。
画像は、
たまたま見つけた「十割そば」の看板にひかれて入った店の天ざる。
地酒の、
「しぜんしゅ」に
「放射性物質不検出確認済」と書いてある事が、
更に複雑な気持ちになる。
こうでもしないと信用しない馬鹿が多いのか?
という気持ちになるから。
右とか左とかマスメディアとかインターネットとかでしか情報を判断出来ない馬鹿は、
ラベルにこうでも書かれないと判断出来ないのか?
と。
憂いう。
俺はバイク乗りなんで、
現実でしか物事を判断出来ないし、
現実でしか満足感を得られないし、
現実でしか達成感も得られない。
この先どんなにバーチャルリアリティーが発達しても、
バイクに乗る事に代わる「バイク体験技術」には興味はないし、
もっとインターネットが発達しても、
己の実体験でしか最終判断はしない。
代替え体験や他人の判断が二次的情報に過ぎないのは、
この先も変わらない。
こんな当たり前の事だけど、
たまにバイクで走って経験しとかないと、
知らないクセに「知った気になる」勘違い野郎に落ちぶれる事に成り兼ねない。
そんな恐怖感を感じて、
キチンと方向修正するのが、
バイクであり、
ツーリングであり、
福島ツーリングである。
いつか、
こんな小難しい事など考えずに、
福島の走りを楽しめるツーリングが出来ればいいのに、
とも考えながら走る。
今は、これていいと思う。
仕事や、
経済的現実に追われて、
社会の現実なんかかまっていられない生活をしてると、
現実社会に疎くなるから、
こうやってバイクに乗って現実に向き合わないと、
右とか左とかマスメディアとかインターネットとか「だけ」が現実社会だと勘違いする馬鹿と同じ、
下の土俵に居かねないので、
たまには時間と金を使ってでも、
現実を知る旅に出ないとね。