それでも300km以上走れる北海道
2013.7.8(月) 天気が下り坂
根室に向かう途中の厚岸町で、
定番の大黒島と大島が雲って見えなかった。
厚岸沖の目と鼻の先にある二つの島は、
すぐに行けそうで行く事が出来ないという地元の方のブログを見て好きな景色になった場所で、
俺のブログのアバター等にも画像をアップしてる特別な場所。
今まで何度も来てるけど、
雲で見えなかったのは初めてだ。
陸地はそこそこ晴れてるのに、
海上のすぐそこにある島が雲で見えないなんて、
山国育ちの俺には珍しいのだけど、
この辺に住んでる人達には、
見える事も見えない事も日々当たり前なんだろう。
残念な気持ちで先に進む。
東に進むにつれて薄着では寒くなってきた。
気温が20度台前半くらいっぽいので、
この旅初の皮ジャンを着る。
定番の秘境駅の初田牛駅にも寄ってから、
２年ぶりとなる最東端の納沙布岬で生さんま丼を食べる。
今日中に知床半島も行きたかったのだけど、
このペースだと時間的に無理がある。
二日後から天気が崩れるので、
何とか今日中に知床に行きたかったのだけど。
根室の道の駅でソフトクリームを食べながら、
ケータイで天気予報見て、
道の駅の道路情報で今日これからどこまで行けるか考えてみた。
雨の日は絶対に走りたくないのだけど、
雨の日を完全に走らない日とした場合、
順列組み合わせ的に無理がある。
走らない日を極力少なく見積もって、
知床にも行くとなると……もう道北は無理だね。
知床自体今日明日しかチャンスがない。
今日これから足を伸ばしたとしても、
そうしたら泊まる場所が難しくなる。
そんな事を考え出したらテンションが一気に下がってしまい、
今日はもう遠くまで走る気分がなくなってしまった。
風蓮湖周辺を走って、
夜は別海町の温泉に宿を取った。
週後半の雨予報を恨んでも仕方ないので、
せめて温泉に着く前に別海町の酪農地を走り回る。
この景色は長野じゃ絶対に見られない。
二つの目では映る景色全てが雄大なのに、
この素晴らしい景色をケータイでは写す事が出来ないのが残念でならない。
そんなこんなで本日の走行距離は、
それでも318kmも走れた。
さすがは北海道、
平均時速が高いからこんなに走れる訳だ。
