改めて昨日の北海道ツーリング日記up
2013.7.11(木) 最北端で浄化
ライダーハウスの他の利用者が全て出発してから、
バイクの荷物箱を降ろして身軽になったところで最北端に向けて出発。
もう何度目かになるか覚えてもいないオロロンラインは、
風車群と北緯45度地点を通過したところで、
なんか飽きた(笑)。
海沿いでなくて内陸部の道で北上してみた。
相変わらずの牧草地で、
JRの駅も無人駅ばかりで、
駅の徒歩圏内にも民家は十戸あるかないか。
日々の暮らしを想像するのが難しい。
更に北上を続け稚内市のコンビニで休憩中に、
親父の老人ホームから電話。
提携病院の内科医の往診で、
掛かり付け病院に行った方がいいと言われた。
緊急性はないけど、
週明けにも俺が会社休んで連れていかねばならない。
今日明日や土日に急変したらどうしよう？
ツーリング中断して長野に帰るか？
……いろいろ考えが浮かびブルーになる。
その後は定番の大盛りウニ丼食べて、
公園で昼寝してから最北端の地へ。
最北端のガソリンスタンドで給油してからオホーツク海沿いを30分くらい南下してから内陸部に入り、
行き当たりばったりのルートで天塩町のライダーハウスに戻る。
いずれも過去に何度も走ってる景色だけど、
俺にとっては今年もバイクで走る価値はあった。
走れば走るだけ浄化されるような気がするから……気がするだけかもしれないけど、
年に一度の北海道ツーリングでしか、
振り払えないものがあるんだよなぁ……。
この先の親父の「世話」の事を考えると、
もうロングツーリングに出る事も難しくなるかもしれないし、
転勤必須の今の会社で正規雇用になるのも無理だろう。
俺はあの人間の介護なんかする気はないし、
老人ホームに入れる事が出来て、
当人の事は当人の金で問題なくまかなえるのに、
俺が「世話」をやかなければならない現実。
いろいろと割り切て考えてはいるが、
腹をくくった訳じゃない。
俺しかやる人間はいないのだけど、
常に「何で俺が？！」という思いが消えない。
遺産相続？そんなの尚更割り切れないわ！
……こうやって北海道ツーリングで割り切れない思いを浄化して、
諦めていくしかないのだろう。
仏様のような境地に達するのはいつになるのだろうか(´・ω・`)ショボーン
本日の走行距離は251km。
追伸。
ライハの落書き帳は隣りの部屋に二冊ありました。
