風神様のブログ

ガラホとノートPCで毎日日記書いてます。毎日♪愛車は30年以上乗り続け35万km以上走ってるバイク'88CBR250R。酒とバイクと中島みゆき(笑)で構成されてる独身50代のバイク乗りが、一期一会を大事に思って日記のコメントにレスする事を目的に、ウェブリブログ・グリー・ヤフーモバゲー・はてなブログ・SSブログで同じ内容の日記をupし続けてます。ブログ歴は20年くらいで、SNS並みに俺の生存確認アイテムになってます。二日以上日記がupされなかったら、バイクで事故ったとでも思って下さい。

2018.10.7(日)福島ツーリング二日目

vagabonder19902018-10-07

2018.10.7(日)福島ツーリング二日目

双葉町のホテルを8時半出発、
珍しく早いな。
毎度のパターンだが、
立入規制区域周辺を、
行ける所までいく。
3.1 1以降毎年ツーリングに来てるが今年ようやく気がついた事、
3年くらい前に国道6号が自動車のみ通行可になって以来、
県道も国道も規制範囲が変わってない。
少しずつ解除されて、
という事がない。
確か来年には国が大幅に規制区域を緩和して、
市町村や住人は帰還をすすめられてるハズなんだが、
その国の方針がなんか違和感。
少しずつ出来る所から、
ではなく、
一定の時期に一律一斉に、
って放射能汚染ってそんな都合よく大丈夫になるのか?。
なる訳ないよね。
なんか別の判断基準が働いてるとしか思えない。
まさか2020?だったら引くわー。
今日現在、
3.11から変わってない景色の被災地域・被災住宅・ゴーストタウンを(毎年見てきて)、
今日も見た。
変わってない所がある。
変わってない所もあるけでも!変わってる所も、
あるよ。
新築住宅や新築工事中の一戸建てや集合住宅も増えてる。
ようやく取り壊された被災住宅もあった。
ゴーストタウンの中の学校か、
取り壊し工事の最中なのも見た。
いつまで行っても一面休耕地の畑もあれば、
米の収穫をしてる田んぼもあった。
学校が再開してないからなんだろうけど、
子供なんか全く見かけない、皆無だ。
ホテルの近くのスーパーに寄ったら、
スーパーなのに客の殆どは男性で、
弁当などの出来あいものの品揃えがものすごく多かった。
見かける車も工事関係のものばかりで、
工事関係者だけが極端に多いのだろう。
走っていて、
違和感がある街並みの景色。
原因も行程も分かってるだけに、
複雑な気持ちになる。
正しいとか間違ってるとかいろいろ考えるけど、
これが現実。
何度も見に行って前回と見比べないと分からないと思う。
被災地域の、被災した建物や施設の写真は、
気持ち的に撮る気にならない。
毎度の福島ツーリングの目的は、
被災地でお金を使う事と、
「現実はどうなのか」という事を実際に見に行く事。
右とか左とかマスメディアとかインターネットとかの情報だけでは現実が分からないので、
社会勉強。
画像は、
たまたま見つけた「十割そば」の看板にひかれて入った店の天ざる。
地酒の、
「しぜんしゅ」に
放射性物質不検出確認済」と書いてある事が、
更に複雑な気持ちになる。
こうでもしないと信用しない馬鹿が多いのか?
という気持ちになるから。
右とか左とかマスメディアとかインターネットとかでしか情報を判断出来ない馬鹿は、
ラベルにこうでも書かれないと判断出来ないのか?
と。
憂いう。
俺はバイク乗りなんで、
現実でしか物事を判断出来ないし、
現実でしか満足感を得られないし、
現実でしか達成感も得られない。
この先どんなにバーチャルリアリティーが発達しても、
バイクに乗る事に代わる「バイク体験技術」には興味はないし、
もっとインターネットが発達しても、
己の実体験でしか最終判断はしない。

代替え体験や他人の判断が二次的情報に過ぎないのは、
この先も変わらない。
こんな当たり前の事だけど、
たまにバイクで走って経験しとかないと、
知らないクセに「知った気になる」勘違い野郎に落ちぶれる事に成り兼ねない。
そんな恐怖感を感じて、
キチンと方向修正するのが、
バイクであり、
ツーリングであり、
福島ツーリングである。
いつか、
こんな小難しい事など考えずに、
福島の走りを楽しめるツーリングが出来ればいいのに、
とも考えながら走る。
今は、これていいと思う。
仕事や、
経済的現実に追われて、
社会の現実なんかかまっていられない生活をしてると、
現実社会に疎くなるから、
こうやってバイクに乗って現実に向き合わないと、
右とか左とかマスメディアとかインターネットとか「だけ」が現実社会だと勘違いする馬鹿と同じ、
下の土俵に居かねないので、
たまには時間と金を使ってでも、
現実を知る旅に出ないとね。