幌加内村の道の駅でざる蕎麦を食べる。
幌加内村は蕎麦の作付け面積が日本一だそうで、
村内も蕎麦畑が多い。
長野県も蕎麦がうまいが、
国産蕎麦粉なんてどれくらいあるだろうか・・・。
そういえば以前この道の駅でテント張って泊まったっけな。
40号線に戻り、塩狩峠記念館を見に行く。
ここは三浦綾子の「塩狩峠」の舞台になった場所で、
この物語にはモデルがいて、列車の乗客を身を貞して守り亡くなったという事故の現場でもある。
夕方4時をすぎ、ぼちぼち今夜の寝ぐらを探さねば。
今日は何故か眠くなる事が多くて休憩ばかり。
札幌と旭川の間の目をつけてたキャンプ場はまだ遠い。
もう2時間も走れば着くだろうが、
今からそんなに走る根気もない。
たまたま見つけた沿道の看板に惹かれて当麻町のキャンプ場へ。
来てみて思い出したが、ここ以前に泊まった事あるな。
いよいよ明後日には小樽から北海道を離れる。
明日は小樽周辺を走って今回の北海道を締めくくりたい。
とは言っても、札幌に住んでた頃に日帰りツーリングで散々走った辺りなので、
勝手したたる何とやら、であるのだが。
いよいよツーリングも終わりかあ・・・。
朝、さらば天塩町。
4日間ありがとう。
国道40号線で南下を始める。
沿線に牧草地が多く、
道もまっすぐで交通量も少ない。
人影など無し。
視界の届く数キロ範囲内には酪農家らしいお宅がチラホラ。
通学用バス停もあるのだが、
このバス停に来るまでが大変だろうに。
天塩川の対岸にJRが走っているのでそっちに行く。
昔の客車を使った無人駅舎の前には民家が数軒あるだけ。
中川町の天塩中川駅周辺は小中高校も公営住宅もあるが、
街自体はあっという間に通り過ぎてしまうくらい小さい。
人も誰も歩いてない。
佐久駅という駅があるのだが、
長野県佐久市からの開拓民の集落なのだろうか?。
途中でチェーンオイルが切れてる事に気がつき、
音威子府で給油ついでに機械オイル借りようとするも、
スプレーオイルが置いてない。
仕方なく潤滑剤で代用。
ホームセンターあったら買っちゃいたいんだが、
ホームセンターなんてありゃしない。
朱鞠内湖の展望台で休憩してると長野市から来たという女性ライダーに話しかけられた。
曰わく「長野ナンバーって初めて見た!」。
聞けば全てを捨てて期限のない北海道ツーリングなのだそうだ。
続く。