他人事ではないが故に、
この長女の訴えは肯定出来ない俺。
【被告が無罪主張の裁判員裁判・「故意ではない」長女が証言】
小諸市で去年、妻に火をつけ殺したとして起訴された男が、無罪を主張している裁判員裁判で、被告の長女が「故意にやった訳ではないと思う」と証言しました。
小諸市滋野甲の無職=小根沢半助被告・82歳は去年7月、自宅の居間で寝ていた妻のみさをさん・当時78歳に灯油をまいて火をつけ、全身やけどで死亡させたとして殺人の罪に問われています。
きのうの初公判で弁護側は被告は脳梗塞による認知症で、責任能力を問えないなどと無罪を主張しました。
きょうは被告の長女が証言し、「父は脳梗塞がひどくなるにつれ、怒りの度が過ぎるようになった。
故意にやった訳ではないと思う。
殺人というのは納得できない」と裁判員に涙声で訴えました。
裁判はあす、精神鑑定で責任能力に問題ないと診断した医師などが証言する予定です。
(SBC信越放送/14日18時58分)
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