2015.5.22(金) 戦闘力がっ!!!
愛機のバイクが消耗品交換の為に入院中で、
代車の原付スクーターで通勤してる。
今日の夕方の帰宅途中に馬鹿ドライバーの割り込みで危ない瞬間があった。
こっちが原付スクーターである事を承知の上での急な割り込み。
その瞬間に馬鹿ドライバーと目が合ってた。
明らかに「アナタが譲ってくれればいいでしょ?」って考えてる上での行動なのが、
表情で分かった。
ブレーキ・加速・壊れて鳴らないホーン、
その瞬間「戦闘力が無い!」って思った。
いつもの愛機じゃあない借り物の原付スクーターじゃあ、
車と勝負したって勝てる訳がない。
全て承知で、相手が退いてくれる事が前提の四輪相手に……勝てる訳がない!。
そんな理不尽な事、分かってる。
萩原流行のバイク事故も、こんなだったんだろうな、と容易に想像がつく。
でも、
軽自動車の20〜30代馬鹿女ドライバーと目が合いながら急な割り込みされる瞬間に、
「戦闘力が無い!」って思った。
理不尽さを嘆くんじゃあなくて、
戦闘力が無いって事が頭をよぎった。
きっと、この原付スクーターのライダーが怒ってる理由も、
この馬鹿な女性ドライバーは分からないのだろう。
自分が他人の生命を奪いかねない行為をした自覚など、
一切ないまま帰宅して、
今頃「なに?あの馬鹿スクーターわ!」って不愉快に思ってる事だろう。
ああいう人間が重大事故を起こしても見舞いひとつしないで、
「保健会社に任せてるんで!」って言い張るんだろう。
バイクに四半世紀も乗ってると、
そんな世の中の不条理は分かり尽くしてる。
今俺は怪我もなく五体満足に生きて酒呑んで愚痴っていられてる、
これが如何に幸運な事か!。
馬鹿ドライバーの存在を嘆くよりも、
自分の幸運さを享受しなきゃ!。
でも!やはり戦闘力が欲しい!。
同じ「下の土俵」の四輪じゃあなくて、
バイクの戦闘力が欲しい!。
交通戦争を生き抜く為の戦闘力が欲しい。
俺の愛機は四半世紀前の小さなバイクだが、
今の軽自動車には負けない。
俺の魂は
「弱い立場の者が全てを受け入れてくれれば、みんな丸く収まる」
なんていう馬鹿ドライバーにはくみしない。
でも戦闘力が足りない。
セカンドバイクに原付スクーターなんて絶対に御免だ。
そんなの自殺行為だ(-.-")凸