夜の街をさすらって、
結局いつもの店の、
いつものカウンターの一番端でコレを書いてる・・・・。
クリスマスも終わり、
会社じゃ年下の上司に手を焼いてストレスがたまり、
今日も日中からキチガイオヤジにウンザリして、
呑まずにはいられなくて夜の街に出てる。
夜の店は社会の縮図でもある。
オネーチャンの店で「大変だなあ」と思い、
一国一城の主を見て「大変だなあ」と思い、
客商売を見て「大変だなあ」と思う。
季節柄どこの店も混んでいる。
昔と違って俺の行きつけの店は少なく、
今夜は帰りたくないんだが、
だからといって居られる店は限られている。
とあるオネーチャンの店で、
カウンターの一番端で一人で店内の人間観察しながら、
客観的に社会の縮図を見ている。
「俺はなんて不幸なんだ」などと思う事は、
俺のプライドが許さないって思う。
俺以上に苦労してる人なんて世の中ゴマンといるから、
「俺はなんてツイてないんだ」なんて絶対に思わない。
でも呑みたい衝動は抑えられない。
今夜は、このオネーチャンの店のカウンタンーの一番端で、
中島みゆきを一人で歌いながら水割りを呑みまくり、
ネカフェに泊まるだろう。
・・・そういえば、「君が想うよりもずっと僕は君が好き」って歌があったな。
そんな想いを余所(よそ)に彼女は・・・って、誰の事だよだよ?!。
ああ、今夜は焼酎1瓶を空けてしまいそうだ。
そんなにハイピッチなののに全然酔えない。
まだ電車はあるけど、家に帰りたくねーなー・・・・。