バイク通勤で毎日、
14年前にバイクの二人乗りで交通事故に合った交差点を通っている。
事故から数年は、
その交差点を通りたくなかった。
今の会社でバイク通勤を始めた四年前からは、
車との接触場所で停止する事は何度か有った。
そして今日の帰り道に事故後初めて、
当時体が転がった場所にバイクが停止した。
この縁石とあの縁石のところに二人で倒れてたんだよなあ。
バイクはあの辺りだったよな。
毎日通勤で通過し続けて、
最近はあの事故の事を忘れてたな。
事故の嫌な思い出は忘れていいのかもしれないし、
当時後ろに乗ってた彼女もフラれて辛い思い出しかないから忘れたいけど、
事故の経験や恐怖心は忘れてはならないと思っていた。
でも気がつくと、
毎日通ってるのに頭の片隅に事故を思い浮かべる事すら無くなってたな。
四輪ならそれでもいいけど、
バイクに乗り続けるならば忘れてはならない経験な筈。
怖さを忘れてしまうのは、
単なる怖いもの知らずなだけ。
ある意味「無知」。
ただなんとなく運転してるつもりはないけど、
良くない兆候だな。
慣れが慢心を呼ぶ事にも繋がり兼ねない。
忘れないようにせねば。