本日は石川県金沢市まで、
中島みゆきコンサートツアー「縁会2012〜13」
を見に行く。
本当に泣いた。
今の俺には応援歌ばかりだったから。
何も解決しないし、
先も無いし、
状況が改善する兆しも無いんだけど、
「やるしかない……かな。
“やる”以外に選択肢は無いんだろうな」
と思った。
前向きになった訳じゃないし、
やる気が出た訳でもないのだけど、
それでも動けるパワーを貰ったみたい。
逆立ちしても鼻血も出ないようなガス欠状態で、
目的地までの道すらも存在しないのが今の状態。
そんな状況下だけど少しガソリンを入れてもらったから、
自らの意思で動く事は出来そう。
いつまで動けるかは分からないけど、
「パワーを貰う」ってこういう事なんだなって思った。
物語やパフォーマンスからは決して得られないパワーだと思う。
酒やバイクはその場しのぎにはなるけど、
物事の解決にはならない。
酒は金がかかるし、
呑み屋のネーチャンが心身共に慰めてくれる訳でもない。
特にバイクなんか非合法だし、
危ないし、
費用対効果なんか最悪。
酒もバイクも単なるオ○ニーだ。
彼女もいないし、
家には酒で脳のイカれた痴呆親父しかいない。
でも今の俺にはバイクくらいしかないので、
「ああもう終わったな……」と腐ってた。
だけど今日「応援」されて、
酒やバイクでは得られないパワーを貰ったんだと思う。
決して「つらいことをつらいと言わず イヤなことをイヤとはいわず」という歌詞を忘れたのではなくて、
「呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ」の気持ちを表現する為に、
サビのこの歌詞を無言にしたのと思えた（思えたったら思えたの！）。
３回目の「風の笛」は、
俺に向かって吹いてくれたのだと、
その瞬間思った（思ったったら思ったの！）。
今の俺にはそう思えてならない。
いやマジで。
コンサートは「ライブ」だから、
良くも悪くも「もう一回見たい」と思う事は、
中島みゆきに関しては今まで無かった。
ライブで感じた良さを、
ビデオなり他会場で見る事で、
最初に「いい！」って感じた事が、
「あれれ？」ってなる事が不安たから。
でも今日は「もう一回見たい！」って思った。
曲順とか全て承知の上でも、
もう一度パワーを貰えると思うから「もう一回見たい！」って思った。
来年の東京公演の当日券、
挑戦してみようかなぁ……。
