2013.12.13(金) せめてバイクに
どんなに酒を呑んでも気分は晴れない。
どんなに辛くても誰も辛さを分かち合ってはくれない。
ならば、
せめてバイクに乗りたい。
こんなに酔っては、
今夜はバイクには乗れないが、
今アイツ(バイク)はどうしているだろうと、
思いがよぎる。
ひとりぼっちだから、
家の軒下で鎮座してるアイツを思う。
バイクに乗りたいなあって、
晴れぬ気分で酒を呑みながら思う。
他に気分を晴らす方法を知らないから、
バイクに乗ってる瞬間だけが、
「自分の思うがまま」になるから、
バイクに乗りたい。
酒は、
問題を何も解決しない。
バイクに乗ったところで、
問題は何も解決しない。
ならば、
せめてバイクに乗りたい。
ひとりぼっちだから、
乗りたい。
誰も助けてはくれないから、
せめてバイクに乗りたい。
何をしたって、
状況はなーんにも変わらないから、
ならばせめてバイクにのりたい。
俺の気持ちを癒してくれるのは、
仕事でも酒でもなくて、
バイクだけだ。
癒しされるのは一時的だけれども、
それでもバイクに乗りたい。
お水の女には何も期待せず、
電車のあるうちに帰る。
バイクが待ってる自宅に帰る。
明日はバイク乗りたい。