今週のお題「叫びたい!」2021.11.3(水)あおり運転 110番
どうするのが正解だったのか?
と考えると、
俺のは不正解。
自分でも分かってる。
割りに合わない正義感が不正解ならば、
誰に問うても不正解。
「相手もアナタも、立証できないから犯罪にする事もできない我々警察も、みんなイイ事ないでしょ」
って山梨県警も言ってた。
その通りだと思う。
けど、
あれだけの手間暇(距離と時間)かけてでも、
悪質ドライバーをほっとく事が俺にはできなかった。
どうせ謝らないから、
せめて「悪い事すれば警察呼ばれるんだ」って学習させたかった。
諦めず怯みもしないバイク乗りもいるんだって、
学習させたかった。
学習したかどうかを確認する術もないが、
山梨県警が言うには「バイクを左から抜いた」事は認めたのだそうだ。
実害は無く、
謝罪もなく、
悪質ドライバーと会話する事もなく、
俺がゴネる事もなく「パトカーがサイレン鳴らして二台も来て、それ以外にもお巡りさんが集まって、大事(おおごと)になったからもうイイ」
と言ってそれ以上求めず、
もちろん俺の非を問われる事もなく、
山梨県警が悪質ドライバーの非を問うたかどうかも俺自ら聞かず、
解散。
追跡中からこうなる事は分かってた。
全ては予想通り。
正義を貫いた達成感も自己肯定感も皆無で、
胸糞悪さだけが尾を引く帰り道。
「これで良かった」と己に言い聞かせる事もない。
とにかく我慢ができなくて、
捨て置く事ができなくて、
引く事ができなかった。
「もしかしたら世の中は
そういうものかもしれない
なんて
“そういうもの”なんて
あるもんか」
という歌詞があるが、
これが今日の俺の行動原理。