警官のそれは、次は事件にするという事で、
それは一筆書かせるにあたり当人にも伝えられたみたい。
で、今晩は冷却期間の意味で、
友達か親戚のところに俺が避難してみてはどうか?との事だった。
友達なんていないし、こんな事親戚には言いたくない。
明日は仕事もある。
俺じゃなく馬鹿親父を一晩くらい警察署に連れて行けって思ったが、
それをゴネても仕方ない事は分かってる。
強く言えば酔いが覚めるまで警察署のロビーにでも置いておく事は可能だったが、
俺も大人なのでやめておいてやった。
明日は親父が帰ってくるのを俺が待つよりも、
俺が帰るのを親父が待っていた方が何かと都合がいいとの打算が俺にはあるからだ。
今回の事で親父が改心する事はなかろう。
時が経てば親父の頭の中には「自分が正しいのに何故?」という常人には理解不可能な持論が大きくなっていくだろう。
これで終わらせるつもりは、俺にはさらさら無い!。
保健所に相談して、更なる第三者に介入してもらうつもりだ。
改心はしないだろうが、酒を止めさせる事が出来たら大きな成果だろう。
これで終わりじゃないからな!馬鹿親父よ!