「自分が投票に行ったところで、どうせ世の中変わらない」という理由で投票に行かない人がいる。
この理由を言う人は主に若い層だと思われているが、
実際にその根拠となる資料は無いのではなかろうか。
有権者の全体的に投票率は下がっているのだから。
で、この理由は理解出来る俺。
実際変わらんもの。
ところが今回の選挙は投票率が高そうなんだな。
しかも自民党がボロ負けすると言われている。
これはどういう事なのか?。
今回の選挙は「私でも一票入れれば世の中が変わる」からなんだろう。
自民党を負かす事が出来る、
すなわち自分の一票が政権を変える事が出来るからだ。
政権を変える事が一票の価値だという有権者が多い訳ではない。
自分の投票行動が世の中に反映されるから投票率が上がるのだろう。
じゃあ次回の選挙で民主ボロ負け・自民大勝という情勢だったとして、
はたして投票率が上がるかというと、そうではないだろう。
これは現政権が自民だから当てはまる理由・構図なのだから。
要は一票入れでも自民党が政権から下ろせないから投票率が上がらないって事。
社会党政権が自民と組んだから社会党がボロ負けしてバラバラになっちゃった事からも、
この考え方は当たってると思う。
前回の郵政選挙で投票率が上がり自民が大勝したが、
世の中悪い方にしか変わらなかった。
せっかく一票入れたのに自分の一票は世の中を良い方には変えられなかった・・・そんな考えがあるから、
この四年の間の投票率が上がらないのだろう。
でも明日の選挙は違う。
自分の一票が世の中を変えられるのだ。
「パンが食べられなければ、ケーキを食べればいいじゃないの」という指導者層を、
指導者層から引きず落とす事が可能なのだ。
税金を「取りやすい所から取る」のではなくて、
「持ってる所から取る」という世の中にする事が可能に「なるかもしれない」のだ。
実際には、民主党政権になったからといって翌日から日本が劇的に変わる訳じゃない。
そんなふうに思ってる一般有権者なんて自民党員とその関係者くらいでしょ。
でも!それでも自民を政権から下ろしたい有権者が多いから、
今回の投票率が高そうだし、自民ボロ負けしそうだし、民主が大勝しそうなんだよ。
以上の事が、高額所得者層や現在の支配者層やおエラいセンセイ方は分かってないと思う。
世間知らずなまま政権に居続けたり、現政権の恩恵を得てきた層には、
今の困窮した世の中なんて見えてないし知らないんだから、
そういう層が下野したり困窮してみない限り今の世の中は良い方には絶対に変わらない。
俺はこう考えて明日投票に行きます。