2015.10.29 基地外って本当にいるんだよ

11月15日のNHKｽﾍﾟｼｬﾙで
『「人生は終わらない〜認知症とともに生きる」では、家族らを悩ませる妄想や暴言などの症状は、認知症の人の心に目を向けた“本人重視”の接し方で改善されるとの最新知見を紹介する』
という放送がある。
ちなみに認知症についての14・15日の２日放送のうちの２回目の内容。
どうせ軽度のアルツハイマーに限った事なんじゃあないのかなあ？。
そんな事で改善する認知症もあるにはあるのだろうけれど、
そんなの極々一部の軽度な認知症に限った事だろう。
俺の馬鹿親父の場合、そんな接し方したって絶対に改善なんかっただろう。
医学的には、そういう接し方が出来れば改善する認知症もあるのかもしれない。
それは否定しない、けど、家族ら周囲の人達の中にそんな接し方が可能な人がいるだなんて事が、まず有り得ない。
物理的にも感情的にも、そんな接し方が出来る人が、そもそも限られる。
俺の馬鹿親父のようなアルコールが絡んでいた前頭側頭型認知症の場合、家族や周囲にそんな接し方が可能な聖人君子みたいな人がいる訳ない。
仮にそんな接し方が可能だったとしても、改善なんかしないよ。
こんなの現実には殆んどの認知症には通用しないと思う。
番組見ないと詳細は分からないけど、研究者とかが机上の論理で現実場馴れした事を夢のように語るような気がする。
実際に介護などで大変な思いをしている人達に、こんな最新知見とやらが何処まで参考になる事やら。
この世の中には、原因は認知症であれ何であれ、“基地外”ってもんが本当に存在するんだけどねえ……(；-_-)=3