風神様のブログ

ガラホとノートPCで毎日日記書いてます。毎日♪愛車は30年以上乗り続け35万km以上走ってるバイク'88CBR250R。酒とバイクと中島みゆき(笑)で構成されてる独身50代のバイク乗りが、一期一会を大事に思って日記のコメントにレスする事を目的に、ウェブリブログ・グリー・ヤフーモバゲー・はてなブログ・SSブログで同じ内容の日記をupし続けてます。ブログ歴は20年くらいで、SNS並みに俺の生存確認アイテムになってます。二日以上日記がupされなかったら、バイクで事故ったとでも思って下さい。

2016.6.21(火) 認知症の……

2016.6.21(火) 認知症の……

認知症が絡んだ事件や、事件の裁判の報道を見ると複雑な気持ちになる。
3年前、俺もこういう報道をされる側になってたかもしれないから。
そういう事があった自宅の居間の、まさにその場所に布団敷いて寝起きしながら、そういうテレビ報道を見てる。
2年前なら無理だったけど、今割りと平静なのは、時間が経って過去の事になったからだろう。
でも今事件になったり裁判で裁かれる人達は、過去の事ではなくて、今現在の現実。
認知症当人の事をもっと理解しよう」という啓発ポスターが、会社の隣の公会堂の掲示板に張り出されて、
ポスター内の認知症当人の直筆メッセージを一字一句読んでしまう。
でも共感は出来ない。
手間暇かければコミュニケーションが可能な軽度の認知症状なら、理解する事も自宅介護も可能だろう。
今「認知症当人の事をもっと理解しよう」って言われてるのは、そういう軽度の認知症状相手なら可能かもしれない。
でもそれには経済力もいる。
アベノミクスの恩恵を受けられない低所得者には、物理的に無理。
精神論や博愛精神だけではどうしようもない。
魔法や超能力でもなければ不可能な事が、まことしやかに唱えられているのが現実。
今は毎日のように親父を入れた精神病院の前を通って仕事現場に向かってる。
しんだ親父を乗せた搬送車の後ろに着いてバイクで病院を出た、あの出口の前を毎日のように社用車で通りすぎてる。
介護施設が足りないと言われて久しいし、今の介護施設では手に負えない認知症状も当たり前のように存在する。
苦しんでる家族も沢山いる。
身を犠牲にしてギリギリ一線を越えないで我慢してる家族や介護従事者や、
認知症患者に悩まされてる近所の住人もいるだろう。
俺が、もしこういう事件の裁判員になったら、認知症当人の側に立った判断は出来ないと思う。
もう二度と関わりたくないし、俺にとっては過去の事だけど、
複雑な気持ちになる。