新年度に会社の組織変更があり、
俺が勤めてる長野の事業所も部署がひとつ増える。
その為ここ数日は通常業務をおこないながら、
事業所内の配置変えをしている。
組み立て式の棚の高さを変えるのに六角レンチがいるのだが、
事業所の工具箱に六角レンチがなくて、
社用車のホンダのフリードとダイハツのモコの車載工具を使おうと思ったのだが、
車載工具自体が見当たらない。
スペアタイヤとタイヤ交換用のジャッキは積んであるのに、
プライヤーやドライバーやレンチやスパナが入った見慣れた工具袋が積んでない。
昔は車載工具なんて当たり前に積んであったものだが、
最近は積んでないのが当たり前らしい。
その代わりという訳じゃないのだろうが、
タイヤに空気を入れる為の電気ポンプや圧縮空気ボンベが積んであったりする。
でもパンク修理キットは積んでないんだよね。
バイク通勤だったら俺のバイクの車載工具の六角レンチを使えばよかったのだが、
あいにくこの日はバス通勤。
営業の社用車も見てみようかと思ったが面倒臭いのでやめた。
翌日に私物のレンチセットを会社に持っていき用を成した。
このレンチセットはロングツーリングの時に念の為に持っていくくらいなんだが、
パンク修理キットと圧縮空気ボンベは常にバイクに積んである。
バイクはパンクしてもスペアタイヤが積んでないから、
パンクしたタイヤを直さなきゃ立ち往生しちゃうからね。
以前の会社の古い社用車や、
以前持ってたマイカーにも車載工具袋は当たり前に積んであった。
今じゃダイナモとかで故障箇所を見つける時代だから、
車載工具で直せるような故障自体が有り得ないのかもしれない。
コストダウンの為でもあるだろうし、
車載工具でトラブルを解決出来るようなドライバーも少なくなったのだろう。
タイヤ交換すら出来ないドライバーが老若男女にいる時代だしね。
俺は「タイヤ交換くらい簡単だろ」とか「車載工具くらい積んであって当たり前だろ」って思うのだけど、
古いんだろうね。
実際バイクのパンク修理は何度かした事ある。
4輪のタイヤ交換も、
パンクだったり、
冬タイヤと夏タイヤの交換だったりと、
当たり前に経験してる。
俺の
「車載工具は積んであって当たり前で、パンク修理キットは自前で用意するもの」
という認識とは逆で、
今の車社会は
「車載工具なんて必要ないが、パンクの際の空気入れは充実している」
なんだよね。
でも修理キットは積んでない(笑)。
帯に短し、たすきに長しだよねえ・・・・。