北朝鮮のミサイル誤警報騒ぎを見て、
政府もマスコミも国民も平和だなあって思った。
国民ってのは政治家と、テレビのインタビューに答える一般市民と、ネットで騒いでる連中の事。
平和だなあってのは呆れ感ではなくて、
ちょっと恐く感じたかもしれない。
よく呆れた様子を平和ボケという言葉で表すけれど、
俺が平和だなあって感じた連中は、実際に被害が出ても、人が死んでも誤警報騒ぎと同じ反応をするんだろう。
それが恐いと感じた。
4.23、ペルーの日本大使館占拠事件を思い出してしまった。
多くの日本人の人質が無事に救出された強行突入で、
ペルー人警察官2人が亡くなってるんだが、
あの時のマスコミや日本人の捉え方に感じた違和感と同じものを、誤警報騒ぎで感じた。
石原東京都知事はロケットが日本に落ちた方が日本人は危機感を持てていいかもしれないと行っていたが、俺も被害が出ない日本国土内に落ちた方が平和ボケ日本人にはいい薬になると思ってた。
でも誤警報騒ぎでその考えは変わった。
海上や山の中にミサイルが落ちても、都市部に落下しそうなミサイルを無事に迎撃出来たとしても、
誤警報騒ぎと同じ反応をするのだろう。
俺は、これを恐い事だと思う。