馬鹿親父は朝まで俺のケータイに電話かけまくりやがった。
その数実に数十回!酔っているのは間違いない。ひたすら無視を決め込むが、
明日の夜に家に帰った時の事が心配になり寝られず、
明け方に漫画喫茶を出て警察署へ。
駄目もとで親父の確保を頼んでみたが、
「そうなったら110番を」と言うのみ。
なんじゃそりゃ!って思ったけど、
警察なんてそんなもんでしょうよ。
雨の明け方を親父の車でコンビニ行ったり公園の桜を見に行ったり車の中で寝たりして、
会社休んで9時に保健所へ行った。
保健士さんに2時間ほど話を聞いてもらったが、
やはりすぐに訪問をしてくれる訳ではなく、
まずは木曜日に精神科医と保健補導員による個別相談会に行く事になった。
まあ当人を連れて行くのは無理だろうね。
保健所を出ても家には帰りたくなくて、
近場をドライブの後に河川敷の桜の下で寝てみたけど眠れなくて、
日帰り温泉に行って三時間ほど時間潰した。
夜8時頃帰宅したが親父は留守で、
お巡りさんと保健士に言われた通りに部屋のドアに鍵を付けた。
今夜はさっさと寝よう・・・親父帰ってきたな。
と思ったら車で出掛けちゃった。
おらシラネ。
ちなみに桜は五分咲き。